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夏風が揺らす 君はとても綺麗で  刹那色をして 空をただ見上げていた


信じる事も 泣く事も  悲しみに暮れる事も

君は出来ずに笑ってる  ただ綺麗に笑ってる


独りぼっちの寂しさは  とっくの昔に忘れたと  優しく笑う君の顔に  僕は涙を浮かべた


・・・一輪の君に




太陽へ向けた 顔は凄く凛として  でも触れるだけで 壊れそうに儚くて


信じる事も 裏切る事も  悲しみに暮れる事も

僕は出来ずに笑顔さえも  失いかけていたんだ


こんなに涙が出ちゃうのは  君が僕に似ているから  僕より強く生きる君は  僕よりずっと弱くて


守りたいと思った




似ているようで 違うようで  君の存在は僕だった

僕より強く生きる君は  僕よりずっと弱くて


一輪の君に